(仮訳)中央アジア産のHyphodontia属および類似分類群
Gafforov, Y. et al., 2017. Hyphodontia (Hymenochaetales, Basidiomycota) and similar taxa from Central Asia. Botany. Available at: http://www.nrcresearchpress.com/doi/abs/10.1139/cjb-2017-0115 [Accessed May 10, 2018].
【R3-05110】2018/5/10投稿

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3行まとめ

Hyphodontia属(広義)の中央アジア5ヶ国における多様性を調査した。
11種を記録し、そのうち6種を中央アジア新産種として報告した。
Hyphodontia属(広義)の検索表を掲載した。

(中央アジア、ウズベキスタン、タジキスタン新産種)

Hyphodontia alutaria (Burt) J. Erikss.
ウスカワタケ
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【よく似た種との区別】
Hyphodontia zhixiangii
中央アジアに分布する
形態的にかなり類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より担子胞子のサイズが大きい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Hyphodontia pallidula(ネンドカワタケ)
中央アジアに分布する
形態的に類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より子実体が淡色
本種より子実体が平滑
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(タジキスタン新産種)

Hyphodontia arguta (Fr.) J. Erikss.
ヘラバタケモドキ
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【よく似た種との区別】
Hyphodontia zhixiangii
中央アジアに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりシスチジアの基部が薄壁ではなく厚壁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(中央アジア、キルギス新産種)

Hyphodontia pallidula (Bres.) J. Erikss.
ネンドカワタケ
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【よく似た種との区別】
Hyphodontia alutaria(ウスカワタケ)
中央アジアに分布する
形態的に類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より子実体が濃色
本種ほど子実体が平滑でない
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(カザフスタン新産種)

Hyphodontia zhixiangii L.W. Zhou & Gafforov
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【よく似た種との区別】
Hyphodontia alutaria(ウスカワタケ)
中央アジアに分布する
形態的にかなり類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より担子胞子のサイズが小さい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Hyphodontia arguta(ヘラバタケモドキ)
中央アジアに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりシスチジアの基部が厚壁ではなく薄壁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(中央アジア、カザフスタン新産種)

Kneiffiella alutacea (Fr.) Jülich & Stalpers
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【よく似た種との区別】
Kneiffiella floccosa
中央アジアに分布する
シスチジアが子実体形成菌糸層から生じる
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりシスチジアが薄壁ではなく厚壁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(その他掲載種)

Kneiffiella floccosa (Bourdot & Galzin) Jülich & Stalpers
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【よく似た種との区別】
Kneiffiella alutacea
中央アジアに分布する
シスチジアが子実体形成菌糸層から生じる
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりシスチジアが厚壁ではなく薄壁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(中央アジア、キルギス、トルクメニスタン、ウズベキスタン新産種)

Lyomyces crustosus (Pers.) P. Karst.
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【よく似た種との区別】
Lyomyces pruni
中央アジアに分布する
本種と担子胞子のサイズが異なる
本種と担子胞子の形状が異なる
本種と異なり錐状のシスチジオールを多数有する
本種と異なりシスチジアの頂部が尖るのではなく丸い
Lyomyces vietnamensis
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(中央アジア、ウズベキスタン新産種)

Lyomyces erastii (Saaren. & Kotir.) Hjortstam & Ryvarden
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【よく似た種との区別】
Lyomyces sambuci
中央アジアに分布する
子実層面が平滑
シスチジアの頂部が丸い
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と担子胞子のサイズが異なる
本種と担子胞子の形状が異なる
本種と異なり子実体形成菌糸層の菌糸が薄壁ではなく厚壁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Lyomyces microfasciculatus
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(その他掲載種)

Lyomyces pruni (Lasch) Riebesehl & E. Langer
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【よく似た種との区別】
Lyomyces crustosus
中央アジアに分布する
本種と担子胞子のサイズが異なる
本種と担子胞子の形状が異なる
本種と異なり錐状のシスチジオールを多数有するという特徴を欠く
本種と異なりシスチジアの頂部が丸いのではなく尖る
Xylodon asperus
中央アジアに分布する
子実層托が針状
シスチジアの頂部が丸い
本種と異なり針の菌糸の末端が先細りになるのではなく頭状

(中央アジア、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン新産種)

Lyomyces sambuci (Pers.) P. Karst.
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【よく似た種との区別】
Lyomyces erastii
中央アジアに分布する
子実層面が平滑
シスチジアの頂部が丸い
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と担子胞子のサイズが異なる
本種と担子胞子の形状が異なる
本種と異なり子実体形成菌糸層の菌糸が厚壁ではなく薄壁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(その他掲載種)

Xylodon asperus (Fr.) Hjortstam & Ryvarden
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【よく似た種との区別】
Lyomyces pruni
中央アジアに分布する
子実層托が針状
シスチジアの頂部が丸い
本種と異なり針の菌糸の末端が頭状ではなく先細りになる